日付：2022年2月16日(水曜日)

タグ： MyCompass導入 , きっかけ

ある大手税理士事務所の方からうかがった事例です。

取引先銀行からの紹介で、新規の企業経営者と面談する機会があったとのこと。

ヒアリングをしてみると、事業承継の課題を抱えていることはわかったものの、その経営者は自身の勇退プランをはっきりとはイメージ出来ておらず、肝心の後継者候補である長男が跡を継いでくれるかどうかの意思確認も進んでいない状況だったため、ゴールが事業承継となるのか組織再編となるのか、あるいはM&A案件となるのかが漠然とし過ぎていてビジネスプランが定まらず、途方に暮れかけたそうです。

そんな中、金庫株とその買取資金の話題から生命保険の話となり、現在の保障額は十分あるものの、出口戦略（解約あるいは保障の継続等）が曖昧であることが分かりました。その点を指摘したところ、いま一度、既契約を整理したいとの会話の糸口から「MyCompass」を紹介する展開となり、先方が非常に興味を持っていただいた結果、既契約の保険証券コピーを預かって「MyCompass」での管理・分析をすることになったそうです。税理士事務所として、保険管理を切り口として、事業承継のコンサルティングにつなげることが出来そうだ、と語っておられました。

「MyCompass」は管理という側面から「守り」のみのツールであると考えられがちですが、提案の切り口のひとつとして新規顧問先獲得に結びつく「攻め」のツールとしてご活用いただいているケースも多いようです。